打ち込みの話(DTM初心者向け)

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2017-4-21 22:55:36 ホーム  > MGブログポータル

今日は打ち込みについての話をしようかなと。

 

まず仕組みについて。

 

DTM等で楽曲を制作する上でほぼほぼ必須作業となっているのですが、まずどうやって作るか?

 

シーケンスデータという自動演奏データを作成し、その演奏データの信号を音源という音を鳴らす装置に送り音を鳴らす。

 

まずこれが基本。

 

例えば、ドラムの音を一つとってもキック・スネア・ハット・シンバル・パーカッションなどで構成されているわけですけど、これらをひとりで一度に演奏しようとしても難しいわけです。

 

そこで、シーケンサーという自動演奏機に代わりに演奏させるわけですが、そこで登場するのが打ち込みという作業。

 

例として、キックの音を一小節に四分音符で4つ打ち込んだら、スネアとかハットとかタム等を重ねて入力してテンポを設定し、再生ボタンを押すと自動でそれらの音が鳴ってくれる。

 

更にトラックという楽器パートを追加してベースの音とか、ピアノの音、シンセの音など曲に合わせて色んな楽器音を重ねて演奏データを入力していく事により、普段みんなが聴いているような曲が出来上がるというわけです。

 

つまり、打ち込みを覚えれば、ひとりで大編成の楽曲を作る事が可能になると。

 

ただ、ここで混同してはいけないのが、演奏データを入力すれば音が勝手に鳴ってくれる・・・ということではないという事。

 

冒頭にも述べたように、シーケンサーと音源は別物。

 

オールインワンシンセと呼ばれるシーケンサー内蔵のシンセサイザーなんかも、シーケンサー部と音源部は中で別れています。

 

当然、DTMソフトも音源を指定してあげなければ、演奏データだけ打ち込んでも音は鳴りません。

 

音符データと音は違うという事。

 

音符データというのは、どの音階の音をどれくらいの強さと長さで鳴らすか?

 

そして、音源は文字通り音を鳴らす為の装置。

 

あと、鍵盤などのコントロール装置も音源と繋がって初めて音を鳴らすことが出来ます。

 

ハードもソフトも基本は変わりありません。

 

これらがセットになって初めて打ち込みによる曲作りが可能になるというわけです。

 

勿論、生楽器だけで演奏して重ね録りして楽曲を作るのであればこの限りではないですが、DTMで作曲を行うならば避けては通れない必須事項と言えます。

 

で、昨今は初心者向けの教則本なんかもあって、初心者でも打ち込みを分かり易く学べるような環境も揃っている。

 

無料でDominoとかStudio One 3 Prime等の優秀なDTMソフトもありますし。

 

でも、自分が音楽を始めた1990年初頭の頃は、ネットも無ければそういう打ち込み教則本なんかも無かった時代。

 

周りに打ち込みで曲作りしている人も居なかったし。

 

初めてシンセ(ヤマハEOS B500)を買ったとき、ひとりで9パート分もの同時演奏をしてくれるというシーケンサーという機能に惹かれ、打ち込みを開始したわけですが、いや〜最初は本当に難しかった。

 

前述したように教われる人が居なかったから。

 

でも、独学で頑張って覚えました。

 

最初は、自分で曲を作るなんていう事は出来なかったのでまず、自分が好きなバンドの曲をコピーしようと思ったわけですが、楽譜の読み方は忘れていたし音楽自体も右も左も上も下も前も後ろも、右斜め上45度も左斜め下32度・・・くどいですね(笑)

 

もとい、何も分からなかったし耳コピなんてまだ当然出来なかったので、楽譜の教則本とバンドスコア本を一緒に買ってきてまず、楽譜通りに打ち込むところから始めました。

 

勿論最初は、ただベタで打ち込んだだけだったので、アクセントも何もあったもんじゃない(笑)

 

役者で例えるならセリフの棒読み(笑)

 

でも、自分が好きな曲がシンセから鳴ったときは感動したものです。

 

そして、何曲も打ち込んでいって更に音の強弱の付け方を学び音作りを学び、楽曲の構成を学び、コードを学びいつしか、耳コピが出来るようにまでなっていました。

 

その頃の癖で、今でも規制曲を聴くと、楽器構成とかどういう音を使っているのかとか脳内で分析しながら聴くようになってしまい、純粋にBGMとして聴けなくなってしまったんですけどねぇ( ̄▽ ̄;)ゞ

 

まあ、それはさておき、コピーをひたすらする事によって打ち込みに慣れたというわけです。

 

何曲もコピーをしていくと今度は、この曲を自分なりにリアレンジしてみたいという欲求が生まれ、今でいうところのリミックスも行うようになったと。

 

それを何曲も作って、1年後くらいだったかな?今度は自分で曲を作ってみたい。脳内でイメージしている曲を形にしたいと思うようになって自作曲を作るようになったと。

 

ただメロディを考えるだけの作曲なら、初めて作曲したのは確か小学4年生の頃だったんですけど、アレンジも含めて脳内イメージを形に出来るようになるのは、シンセを買うまで待たなければならなかった。

 

話を元に戻しますが打ち込みというのは、頭の中でイメージした楽曲をカタチにすることが出来る、とても便利な物というわけですね。

 

楽器が弾けなくても作れるし、自分の得意な楽器以外をシーケンサーに任せてもOK

 

今じゃ、ボーカルパートですらPCで作れるボーカロイドなんていう便利なものまでありますし。

 

最初はね、難しいと思います。

 

一朝一夕で覚えられるようなものではないし、ただ打ち込みを覚えただけだと味気ないものになってしまう。

 

音の強弱や長さ、楽曲の構成等々、覚えなきゃならないことは沢山ある。

 

でもね、今はまだ良いんですよ。

 

自動で色々やってくれる機能があるソフトもありますし。

 

昔のシーケンサーなんて、音符をデータとして考えて数値化し、数字による打ち込みで作っていた時代もありましたから(笑)

 

しんどいと思いません?

 

例えば四分音符ひとつとっても、4分音符の長さの内、長さはどれくらいか?とか強さはいくつか?とかを全部数字で入力するんですよ?(笑)

 

そのデータを一曲分(笑)

 

全部のパートを打ち込みだけでやろうと思ったら、最低でも何千もの音符データを数値で打ち込まなきゃならなくなる。

 

とはいえ、この数値エディットも実は覚えておいた方が良いんですけどね。

 

DTMから入った人ならば、棒グラフで全て変更できるのでマウスを使えば楽に強弱など変更できるんですけど、微妙な値をそれでやろうと思うと俺には無理(笑)

 

そこで、数値エディット画面開いて細かくテンキーで修正していくんですけど、慣れちゃえばそっちの方が遥かに楽(だと個人的には思っています

 

まあ、そこいら辺はまだあとにしておいて、これから打ち込みによる作曲を始めてみたいという人はまず、フリーのDTMソフトから入ることをオススメします。

 

有料版と比べて機能が制限されている分、まだ覚える事が少なくて済む。

 

いきなり高級なDAW買って「よし!作るぞ!」と意気込んでも、全くの初心者が入るにはハードルが高過ぎて挫折する可能性がありますし。マジで。

 

曲が作れるようになるまでモチベーションがもつ人なら大丈夫ですけど、ぶっちゃけた話、ずっとハードで打ち込みしていて最近になってようやくDTMを始めた俺ですら頭抱える事がしばしばですから(笑)

 

まあ、流石に慣れましたけど(笑)

 

初心者にも優しいなんてのは基本的な部分だけであって、そこから先は覚えなきゃならないことが沢山ありますし。

 

外部音源を鳴らすにはどうしたら良いか?とか、DAWとDAWをReWireで連携させて音を鳴らすにはどうしたら良いか?とか、ネットで調べても出てこないものも沢山ありますし。

 

あと、とにかく習うより慣れろ。この一言に尽きますね。

 

最初はうまく出来なくて当然です。

 

そこから先は自分で考えたり、どうしてもわからないときは先人たちの知恵を借りたりすれば良い。

 

まずは、1音符でも多く打ち込むこと。

 

いきなり大作を作ろうなんて考えずにまずは、肩の力を抜いて自分が好きな曲の楽譜を買ってきて打ち込んでみるとか。

 

それを繰り返していく中で自然と打ち込み力は身に付くと思います。

 

何曲も何曲もひたすら打ち込んで、身体と感覚で覚える。

 

そうこうしている内に今度は、自分の頭の中で思い描いた楽曲を作れるようになる。

 

なので最初は気負わずにやってみることをオススメします。

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